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背を伸ばす骨の作り方

・背を伸ばす骨の作り方

身長は、ほとんど骨の大きさで決まるといっても過言ではないでしょう。残りは皮膚や脂肪の軟部組織になります。身長を高くするのに、皮膚や脂肪の軟部組織は変えられないので、骨について考えていく必要があります。

身長を決める骨は、下から順に踵の骨、下腿の骨(すねの骨)、大腿の骨(太ももの骨)、骨盤、背骨、頭蓋骨となっています。

その骨を大きくしていくことで身長を伸ばすことができるのです。

 

骨を大きくするには、1つの原則を知っておくといいでしょう。それは、骨だけでなく、筋肉や脳にも言えることです。

 

その原則とは、

 

『使えば大きくなり、使わなければ小さくなる』

 

例えば、筋肉は、使っていけば、大きくなります。筋トレがそうです。逆に運動不足の人のように使わなければ、筋肉は小さくなります。

脳も、使えば、脳のシワが増え、逆に認知症の人の脳は小さくなっています。

骨もそうです。使っていけば、大きくなり(身長が高くなり)、使わなければ、成長しません。

 

 

 

・背を伸ばす骨を大きくする方法

骨を大きくするには、栄養素(カルシウムやビタミンDなど)やホルモンなどが関係してきますが、運動に大きく関係があるのは、ストレスです。

ストレスと聞いて、すぐに精神的なストレスが思いつきますが、骨は精神的なストレスを感じることはありません。かなりうらやましいです。

では、骨にとってストレスというのは、何かというと、物理的な刺激のことです。極端な話をすれば、骨を金づちで叩くような刺激のことです。分かっていると思いますが、身長を高くしたいからと言って、金づちで叩かないでくださいね。

背を伸ばす骨を大きくするために必要なのは、物理的な刺激、つまり運動が必要になってきます。

 

骨にとってのストレス = 物理的なストレス = 運動の刺激

 

 

・背を伸ばす骨を刺激する場所

骨には、金づちで叩くような刺激(運動のことです)が必要だと分かったと思いますが、もう一つ大事なことがあります。それは、叩く場所です。

骨は上下方向に叩かれれば、上下方向に伸び、左右方向に叩かれれば、左右方向つまり太くなります。

「え?そうなの?」と思うかもしれません。ですが、街中を歩いている人を観察すると、骨がしっかり成長していても、背が低い人がいると思います。いわゆる骨太の人です。骨太で身長が低い人は、身長が高くなる方向に刺激がなかったからかもしれないのです。

また身長で悩むお子さんの年代に多いオスグッド病というのも、骨に刺激が加わったために骨が大きくなり出っ張ってしまいます。詳しく知りたい方はオスグッド病で検索してみてください。

 

つまり、身長を高くするには、骨に上下方向の刺激が必要なのです。

 

 

・背を伸ばすのに、良い運動と悪い運動

骨に上下方向(身長を伸ばす方向)に刺激が加われば、骨が大きくなり、身長が伸びるのだから、運動はなんでも良いのではと考えてしまいがちになります。

ですが、なんでもいいわけではありません。

例えば、テニス。走ったり、時には、飛んで返したり(エアケイ)して、上下方向にしっかり骨に刺激が入っているように思います。

確かにそうです。骨への刺激はありそうです。

ですが、ラケットを振るとき、体が斜めになり、刺激が左右平等とは言えないのです。そして、ラケットは利き手で振っていきますので、腕の筋肉のつき方に左右差が出てしまい、体重のかかり方もバランスが悪くなり、骨への刺激も変わってきます。

同じように考えると野球、卓球、弓道、ゴルフなどは、バットやラケットなどを片側で振る動作になってしまいますので、良い運動とは言えません。

ここで、注意したいのは、身長で悩んでいるお子さんが上記のようなスポーツに熱中されていて、身長を高くするために、やめさせたり、変更させたりするのだけはやめたいものです。

お子さんがスポーツに熱中されているということは、それだけで骨の成長を促す成長ホルモンが分泌されており、それは身長を高くするのに良いことなのです。

 

では、身長を伸ばすのに良い運動は何があるのでしょう。

陸上の短距離走、長距離走は身長を高くするのに、良い運動といえます。走る動作は左右のバランスの崩れがなく、均等に骨に刺激が加わります。

特に長距離走では、有酸素運動になりますので、成長ホルモンの分泌を促して、より骨の発達を促進させてくれます。

 

・背を伸ばす成長ホルモンと運動の関係

運動をすると、骨の成長を促してくれる成長ホルモンが分泌されます。

成長ホルモンは、ヒトの体を成長させてくれるホルモンで有名ですが、成長しているように見えない大人やお年寄りでもしっかり分泌しています。ただ、年齢などによって、分泌量や働きが異なり、特に思春期においては身長を伸ばすように働いてくれるホルモンになります。年を取っても身長が伸びれば、おかしいからですね。

ちなみに、成長ホルモンの働きは、主に6つほどあります。

成長ホルモンの主な働き

①脳への働き

・記憶力アップ

・意欲アップ

②骨への働き

・骨を太く、大きくしてくれる

・骨の量を保ってくれる

③免疫系への働き

・病気になりにくくなる

④脂肪組織への働き

・脂肪を減らして、たまらないようにする

⑤筋肉への働き

・筋肉の量を保ってくれる

 

体中のあちこにち、素晴らしい働きをしてくれる成長ホルモンですが、その成長ホルモンの分泌を促す主な方法があります。

成長ホルモンを増やす主な方法

・睡眠

・運動(有酸素・無酸素)

・低血糖・空腹

・入浴

・食事

 

 

・背を伸ばす筋トレ

身長を高くするために、どんな筋トレが必要か大変悩むと思います。

 

それは、『身長を伸ばしたいなら、筋トレはしない方がいい』

 

と書いている人もいるのですから、当然と言えます。

しかし、きちんと筋肉を理解して、筋トレをするなら、良い姿勢になり、決して身長が伸びないという事にはならないのです。

 

知っておく必要があるのは、

 

『アウターマッスル』と『インナーマッスル』です。

 

『アウターマッスル』はあまり聞かないと思いますが、『インナーマッスル』というのは、聞いたことがあると思います。ダイエットとか体幹トレーニングで聞く、あの『インナーマッスル』です。

では、その違いを簡単に説明していきます。

 

アウターマッスル:関節を曲げたり伸ばしたりする筋肉。

インナーマッスル:姿勢を保持したり、微調整する筋肉。

 

かなり簡単に説明しています。『曲げ伸ばす』か『保持する』かです。

『アウターマッスル』は、『アウター(outer)』、外のという意味があり、表面から見える筋肉になります。いわゆる力こぶの上腕二頭筋や太ももの前の筋肉の大腿四頭筋という少し聞いたことがある筋肉がそうです。

反対に『インナーマッスル』は、聞いたことがない筋肉が並びます。腸腰筋・腹横筋・内転筋群・脊柱起立筋群といった筋肉です。深いところの筋肉と思っておいてください。

 

では、身長を高くするために、必要な筋肉はどちらかというと、『インナーマッスル』の方です。『インナーマッスル』を鍛えれば、猫背などの姿勢のゆがみも矯正され、美しい姿勢になり、身長も高くなって見えます。

逆に『アウターマッスル』を鍛えてしまったら、骨太になりやすくなってしまいます。

 

 

・背を伸ばすインナーマッスル運動方法

まず、うつぶせに寝て、両膝を曲げて、四つん這いになります。

①左手だけをまっすぐ前に突き出します。10秒キープします。

②右手だけをまっすぐ前に突き出します。10秒キープします。

③右足だけをまっすぐ後ろに突き出します。10秒キープします。

④左足だけをまっすぐ後ろに突き出します。10秒キープします。

⑤右手・左足を前と後ろにまっすぐ突き出します。10秒キープします。

⑥左手・右足を前と後ろにまっすぐ突き出します。10秒キープします。

※手や足を上げているとき、へその下に意識を集中すると、より効果が表れます。